透析室


当院の人工透析室はそれぞれの患者様とコミュニケーションを大切にし、快適かつ適正な透析治療を行うことをスタッフ全員心がけております。 透析液については、エンドトキシン濃度と生菌数を測定管理することにより厳密に清浄化された透析液を作製し供給しています。

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~慢性腎臓病の方と共に長く元気に歩む医療を~

当院は昭和54年12月、加賀山代の地に産声を上げました。以来30年に渡り透析医療のみならず、泌尿器科内科の有床診療所として地域に根を張った医療を行ってまいりました。

開院当初の透析患者数は全国で約32,000人。現在の透析患者数は約300,000人ですから、隔世の感があります。今後も透析患者数は、主に糖尿病患者の増加により増え続けるでしょうから、その対応をすると共に、透析患者を増やさない努力も必要だと考えております。

ここ数年CKD(慢性腎臓病)対策の重要性が叫ばれており、専門外来にて食事指導を含めた対応を行い、保存期腎不全から末期腎不全に至るまでシームレスな対応を心掛けております。

医師 板谷興治

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透析Q&A

Q.血液透析療法(HD)って何?

A.血液透析療法とは血液を体の外に引き出して循環させ、人工腎臓を通過する間に血液中の老廃物や過剰な水分を取り除く治療法です。簡単にいうと腎臓の代わりを、人工腎臓を使用して行うことです。

Q.腎臓の働きって?

A.腎臓の働きは大きく分けて4つで体に不要なものの排泄・体の中の水分や電解質の調節・ビタミンDの活性化・造血ホルモンの分泌です。

そのうちの二つ、不要なものの排泄と水分や電解質の調節を人工腎臓で行い、ビタミンDの活性化と造血ホルモンの分泌の代わりを、お薬を使って行います。

Q.血液透析(HD)と血液濾過透析(HDF)の違いって?

A.血液透析とは人工腎臓を使用し、血液と透析液を、半透膜を介して接触させて、老廃物と水分を透析液側に引っ張り込んで除去します。

血液透析濾過は機械の調節の下で、血液と透析液の圧力格差をさらに大きくして、予定除水より多く水分を抜きます。結果的により多く老廃物も抜けます。

ろ過をがんばりすぎると、血液内の水分が減りすぎて脱水になるので、引きすぎた水分を置換液として補液しています。

血液透析濾過のメリットは、血液透析よりも中分子量の除去効率が高いため、β2ミクログロブリンの除去に秀でており、アミロイドーシスの症状を改善させます。他には透析困難症の血圧の低下を抑えることやかゆみ・イライラ感の改善に効果があるといわれています。透析アミロイド症や透析困難症の患者さんのみに制限されています。

Q.血漿交換療法(LDLアフェレシス)とは?

A.動脈硬化の原因となるLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を血液中から取り除き、さらに血液をサラサラとさせることなどにより、血管を広げ血液の流れを改善します。

適応には家族性高コレステロール血症・閉塞性動脈硬化症・ネフローゼ症候群などです。

◇家族性高コレステロール血症

体質的にコレステロールが高くなっている高コレステロール血症の場合、食事療法や薬物療法によっても血中コレステロール値を十分に低下させる事が困難となります。

このような場合に血漿中の過剰なLDLを吸着し、脂質異常症および合併症を予防できます。

◇閉塞性動脈硬化症

血管の内側に脂肪やコレステロールなどが付き、血管の内部が狭くなり、血液の流れが悪くなり、さらには血管壁が肥厚化し、内部が崩れ落ちて閉塞すること(動脈硬化)により、循環障害を起こしてしまった状態を言います。

糖尿病や、長期に透析を受けている方では、血管にカルシウムが沈着(血管石灰化)して血管の弾力性が低下するため動脈硬化が重症化しやすいと言われ、症状が進むと、足を切断しなければならなくなります。

基本的な治療として、薬物療法、運動療法、血管内治療、外科的治療(バイパス術)などがありますが、これらの治療により改善が期待できない場合などに、血漿交換療法(LDLアフェレシス治療)を行い、血流の改善を図ります。

治療方法は、透析を受けている方は血液透析と同じように、シャントから血液を取り出し、専用の機械を通してLDLコレステロールなどを取り除き、その血液を身体に戻します。治療は1週間に1回程度、計10回を1サイクルの治療として行います。

Q.吸着療法(β2ミクログロブリン吸着療法)とは?

A.透析アミロイド症(DRA)の治療のために用いられる吸着型の血液浄化器のことです。

10年以上の長期にわたって透析を続けている場合に、体内に蓄積され、関節炎や関節の麻痺などを引き起こす「β2マイクログロブリン」(β2MG)を、吸着して除去することが出来ます。

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透析病床数他

日本透析医学会施設コード 170299

コンソール台数   29台(内個人装置3台)

HDF対応台数   05台

同時透析数     27名

透析認定医     01名

透析技術認定士   01名

臨床工学技士    02名

管理栄養士     01名

透析室看護師    13名

※平成28年9月現在
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~患者様と共に歩む看護をめざして~

当院の透析センターは、昭和54年の開設以来30年を迎えました。開設当時と比較し、現在の透析医療を取り巻く環境は透析機器・設備の進歩や新薬の開発、社会福祉の整備など大きな変化を遂げています。そうした変化の中で、透析看護においてもその専門性が求められる時代となっています。

待合室イメージ血液透析を受けられている3~4時間は、患者さまの透析のごく一部に過ぎません。私たち看護師は透析中の安全・安楽はもちろんのこと、日常生活について考え、悩み、共に歩んでいきたいと考えております。その中で、透析医療を介し、患者さまの日常生活、そして人生が「その人らしく」より充実して過ごせることが、私たちの喜びでもあります。

透析室 看護スタッフ一同

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透析時間のご案内

平成21年8月より新たに【火・木・土】午後の部が追加され、透析時間枠の選択肢が広がりました。

曜日 午前 午後
平日
月・水・金
9:00 ~ 14:00 17:00 ~ 22:00
平日
火・木・土
9:00 ~ 13:30 14:30 ~ 19:00
祝祭日
月・水・金
9:00 ~ 14:00 14:30 ~ 19:30

※ 祝祭日は、夜間の部のみ通常時間と異なります。

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通院送迎のご案内

当院では、透析患者様を対象に、透析の通院送迎サービスを行っております。

透析送迎イメージ◎  ご自分で通院出来ない方

◎  ご家族の支援が困難な方

◎  介護保険による通院支援を利用出来ない方など・・・

※ご自分で車に乗り降り出来る方、またはご家族などに乗り降りの介助を受けられる方、乗車中座った姿勢を保持できる方が対象となります。詳しくは当院透析室スタッフまでお尋ね下さい

臨時透析のご案内

当院では、ご旅行や帰省、出張等で加賀市方面に来られた方の臨時透析を随時受付けております。お気軽にご相談ください。

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臨時透析の申し込み方法

ご自身の通院透析施設へ相談・連絡をしてください。

(透析日程の調整、臨時透析日の確認などを行います。)

病院・診療所より、当院透析室へ臨時透析の依頼をしてください。

(臨時透析の日程、空きベッドの確認などを行います。)

病院・診療所より、臨時透析日の1週間前頃までに透析情報のFAX連絡をしてください。

臨時透析当日は、指定時間にご来院頂き、透析を行います。

(保険者証、特定疾病療養受療証、医療費受給者証、紹介状をご持参ください。)

当院への臨時透析のご依頼は、TEL:0761-77-2300またはFAX:0761-77-2367にてご連絡くださいますようお願い致します。

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